横浜港を望むラウンジで、クリエーターの交流サロン
2005年2月26日、SOHO横浜インキュベーションセンターで開催されたハマクリ・イブニング Vol.8 に、はまことりも参加してきました!
ハマクリ・イブニング」はクリエーターが自らの立ち位置を、自ら築いていこうという目的で集まり交流するサロン形式のイベントで、毎月開催されています。すでに8回目を数える今回は40人ほどの参加者で賑わいました。定例会場のSOHO横浜インキュベーションセンター(シルクセンター6F)ラウンジは、横浜港を一望する絶好のロケーションの、文字どおりの「サロン」で、アルコールと軽食付きのミーティングはいつも和やかな雰囲気の中、時々シビアな話題も交え進行します。
Vol.8では、3DCGの最新動向などデジタル系に限らず、恐竜絵本の作者や、特殊メイクのアーティストの等アナログの良質な仕事の紹介もあり、興味深い内容であっという間の3時間でした。また(株)SOHO代表の斉藤裕美さんから、横浜にデジタルコンテンツの取引所を開設しようという「横浜クリエイテ ィブ・ポート・アカデミー」の構想の発表がありました。交易の街横浜の歴史を継いで、国際デジタルコンテンツ商取引所・売買流通市場・教育機関を、山下ふ頭に設置しようとする構想です。
そして、トリエンナーレ期間中にはSOHOラウンジを解放して交流パーティを催したいと構想中とのことでした。
また、今回のイベントで、はまことりはフリーペーパー増刷版を配付してYCANと横浜トリエンナーレ 2005 のPRを行いました!
■横浜に集結しつつあるデジタル系クリエーター
「ハマクリ・イブニング」を主催するのは、円谷プロのデジタルスタジオ立ち上げ、「URTRAMAN」のCGを手掛けるなど日本におけるCGの草分けのひとり、渡部健司さん率いる「デジタル・キャンプ!」です。次世代を担うクリエイターや作家、プロデューサーを 育て、世界に向けられる映像コンテンツを生み出していきたいと考えた渡部さんが、拠点として選んだのが横浜でした。クリエーターにとって最も重要なのは「環境」という視点から、新しい事業を横浜で展開すべくSOHO横浜インキュベーションセンターに拠を構え2004年から活動を開始しています。
横浜では、最近、「デジタル・キャンプ!」の他にも、東京で活躍しているトップレベルのグループが横浜に本拠地を移して、事業を展開するケースが相次いでいます。「Evolution Cafe」を開催している「NPO法人クリエイティブクラスター」、今秋にパシフィコ横浜で開催予定の「Design IT!」、IPラジオ局「Portside Station」など目白押しです。それぞれの主宰者に「なぜ、横浜に?」と質問したところ、異口同音に 「環境の良さ」とのこと。都市部が港に隣接して開放感があり、歴史的建造物のリノベーションや街並の良さということに加えて、横浜市が「文化芸術創造都市-クリエイティブシティ・ヨコハマ」の施策を打ち上げて、受け入れ体制が整いつつあるということが大きな要因でしょう。そして、横浜がもともと持っている環境のポテンシャルと、市の思惑がうまく合致して、青写真通りの「クリエイティブシティ」が実現するには、クリエーターや市民の創発的な活動が欠かせないと思います。トリエンナーレや開港150周年という大きなイベントを機に、行政任せにしない、それこそ「創造的」なアクションが何よりも必要なのではないでしょうか。(Ushinosuke)
投稿者 doikeico : February 28, 2005 07:35 AM
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