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April 28, 2005
4月30日(土)、Earth Voice Cafe開催です!
はまことりでレポートしている「Earth Voice Cafe」は、地球緑化にテーマを置いた移動型情報発信オープンカフェ。「粘土団子」でアフリカの砂漠に10キロ四方の緑地をつくり出すアートプロジェクト『Rainmaker』が何故生まれ、これからどうなっていくのか?
映像や音楽をふんだんに取り込んだアーティスティックな雰囲気のなかで未来への希望を共有しませんか?
今回は昨年のノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイさんのドキュメンタリーを撮っている映画監督のMarc Rigaudis氏を招き、Rainmakerの実践地であるケニアの現状とグリーンベルト運動、そしてこのプロジェクトにかける期待等を話してもらいます。
■Earth Voice Cafe in 「鎌倉 麻心」
2005年4月30日(土)午後6時より
会場:Cafe & Bar 麻心
料金:ドネーション(カンパ)
内容:
『Rain Maker Projectについて』榎田竜路(NPO法人横浜アートプロジェクト理事長)
『粘土団子について 』本間裕子(自然農法による種まきボランティア)
『ケニアと Rain Maker』(映画監督 Marc Rigaudis)
演奏:真荷舟
問合せ:Rain Maker Project
電 話:0467-24-1740
会場所在地:
鎌倉市長谷2-8-11
TEL 0467-25-1414
江ノ電「長谷駅」より徒歩5分
JR横須賀線「鎌倉駅」より徒歩25分
April 27, 2005
横浜トリエンナーレ2005 キック・オフ・イベント開催!!
世界一美しい臨海公園と言われる山下公園の秩序を破って、突如出現した奇妙な物体は、「横浜トリエンナーレ2005」の第1号作品だ。ベルギーのインスタレーション作家、ルック・デルー氏の新作、しかし、横浜市民は驚かない。見なれた物体のあり得ない立ち居を、そのダイナミックさゆえに私たちはすんなりと受け入れる。そして、この作品の美しさに素早く気がつく。山下ふ頭の日常をサーカスのように跳躍して見せてくれるこの作品は、「アートサーカス」のテーマにふさわしい、シンボリックな第1号作品といえるだろう。
「アートサーカス」が4月29日に始まる。「横浜トリエンナーレ2005」のキック・オフが宣言され、横浜の今年最大のイベントの幕が切って落とされる。
「はまことり」はこの日、全国5箇所を結んでインターネット生中継で「横浜トリエンナーレ2005」を発信する予定。
横浜トリエンナーレ2005 キック・オフ・イベン ト
● 日時:2005年4月29日(土) 11:00~17:00
● 会場:山下公園(みなとみらい線「元町・中華街駅(山下公園)」下車)
● 内容:JAZZライブ、ワークショップ、フード・フェスタ、トリエンナーレPR等
● 問い合わせ:045-640-0599(横浜トリエンナーレ事務所)
● 詳細:
http://www.yokohama2005.jp/jp/event.php
April 14, 2005
『Rainmaker』レポート/粘土団子ってなんだろう?つくってきました!
はまことりが過去に2回ほどレポートしている『Rainmaker』。『Rainmaker』の主役のひとつが、粘土団子です。粘土団子の作り方を教えてもらえるフォーラムがある、というので、早速教えてもらいに東京まで行ってきました。
このフォーラムは、東京都板橋区を中心に活動中のぽんぷ「まーめの会」(区民農園から始めよう)の企画「Think global! Act local! VOL.02」として行なわれました。プログラムは10時から。まず、今回粘土団子の作り方を教えてくださる種まきボランティア・本間裕子さんによる自然農法についての講演からはじまります。
■まずは、「自然農法」から。
福岡正信氏の提唱する粘土団子による自然農法の特長は、土地を耕さないこと。雑草を適切な時期に刈り、粘土団子を豆まきの要領でまきます。今回のフォーラムで粘土団子の作り方を教えていただく本間裕子さんは、福岡氏のもとで9年間自然農法の習得にはげみ、現在では栃木県の足尾銅山跡やギリシャなど、日本のみならず、世界各地で粘土団子を用いて緑を戻す活動をしています。とにかく、「何もしない」というのが福岡氏の提唱する自然農法の特長です。本間さんは、あまりにも現代人が速度の速い環境に生きていて、自然のこころを忘れてしまっている、と指摘されます。粘土団子による自然農法は、土地に雑草が生えにくくなり、順調に果実が実るようになるまで2~3年以上を要します。本間さんは、粘土団子を使った自然農法をとおして、自然の生活リズムとわたしたちの生活リズムを振り返って欲しいと訴えます。
■粘土団子づくりは体力勝負?!
フォーラム会場近くの桜が綺麗な公園でお昼ごはんを食べた後、ついに粘土団子づくりの実習スタートです!粘土団子をつくるのに必要なものは、粘土と種。種はクローバーやれんげの種を含む、約40種ほどの春まき向けの種を用意します。クローバーやれんげが地面を覆うと、雑草が生えてきにくくなるためです。粘土は、粘土団子をまく土地の粘土を細かくしたものを使います。粘土と種をちょうどいい具合で混ぜたあと、水を入れて塊にします。そのあとは空気抜き。ここが体力勝負です。立方体の大きさにした塊を、なんども机の上に叩き落として、空気を抜きます。なかなか最初は難しく、コツがありそうです。空気抜きが済んだら「粘土団子」にするためみんなで小さく丸めます。こちらの作業は体力が必要ないのでご心配なく。みんなで床に座り、たわいのないおしゃべりをしながら粘土団子として丸めていきます。かたちは直径1センチほどの球体。ちょうどこれくらいの大きさに丸めると、ひとつの粘土団子に3コほどの種が入るそうです。粘土団子に入っている種たちは、夜明け頃つく朝露を頼りに根を地中深くのばし、水分が十分に得ることができるようになると、茎を伸ばし成長をはじめるのです。

←たらいの中には、クローバーをはじめとする40種もの種が!こんなに小さくても、「力もち」です。
***『Rainmaker』とは?***
『Rainmaker』は、粘土団子でアフリカの大地に雨を降らせ、緑の楽園をつくる地球規模のアートプロジェクトです。『Rainmaker』の活動を広げ、粘土団子の材料のひとつである種子をあつめるために世界各地で開かれるのが、移動型情報発信カフェ「Earth Voice Cafe」です。音と映像で満ち溢れるEarth Voice Cafe Vol.1は、先月鎌倉で開かれました。「Earth Voice Cafe」は、横浜アートプロジェクトが培ってきた映像コンテンツに関するネットワークを活用し、アーティストたちが生み出す未来像を、世界へ発信します。
April 10, 2005
IMAselectionVol.1 <表現の水際2005>
東京藝術大学美術学部先端芸術表現科の卒業生、在学生の中から選出された16名の作品展が旧関東財務局で行われ、去る4月9日(土)、はまことりも取材に行きました。作家さんの説明では意外な一面を知ることができました。
そもそも、「先端芸術表現科」とはなにでしょうか。 この場合の先端は「最先端」という意味ではなく、美術という分野において「最も端の部分」という意味を指します。いわゆる美術と呼ばれる分野の領域と、そうでない分野の領域の境界線、つまり、そこは美術の「最も端の部分」。その部分が変化することにより、これまでの手法や思考を脱却した新しい美術表現が生まれると考えられるのですが、逆に、そういった美術表現が登場することで、その境界線が変化するとも言えるでしょう。社会や他分野と関わりを持ったり、共有したりしながら表現することは、いわゆる美術の枠を超えた生活の中でも、新たな可能性や発展が見い出されることが暗示されます。
今回紹介された作品は、先端芸術表現科において代表的な作品でなく、こちらの建物で展示するのにぴったりくるものが選ばれています。先端芸術の表現の可能性は無限大とも言えるので、今回はあくまで一部を見せてもらったのにすぎませんが、映像、写真、インスタレーション*注1)、体験型など多種多様な展示作品の一部をご紹介します。
「人の個人的な話に興味がある」という田中詩子さんの作品は、以前、友人から聞いた「緑のカーテン」の話をもとに作ったものです。幼いころ見たカーテンについて語る友人は、一年前と最近とでは内容に食い違いがありました。その「記憶違い」に興味を持った田中さんは両方のイメージをもとに、白い紙をカーテンにみたて、そこに緑色の刺繍糸で柄として緑の柄を綴り、糸の色をにじませることで曖昧な記憶というものを表現していました。
(田中 詩子「緑のカーテン」2005、画像左は作品の紹介をする田中さん)
平井裕二さんの作品のテーマは、「記録行為」で、「録音」と「書く」行為を重ね合わせたペン状の作品はペンで線をえがきながら声や音を出し、後ほど同じ線を同様になぞると、その時の音が出てくるというものです。例えば、丸い線を描きながら「四角」と声に出してみます。すると、次に丸をなぞった時、ペンは「四角」と音で主張します。実際、体験してみると「そもそも丸って何?」と思ってしまう不思議な感覚に陥ってしまうのです。
(平井 裕二「mag-fold 3.0 "paper machine"」2005
緑の得体の知れない生物が部屋を浸食しているのは藤吉匡さんの作品です。緑の生物はティグマ熊という名前。ティグマ熊たちは、この展覧会が始まる前から展示会場にやってきて、徐々に作業をしていたそうです。ティグマ熊のストーリは、この他にもあるとのこと。本展においては、展示会場にもともと刻まれた過去の傷跡、風合いがティグマ熊の活動の形跡としてしっくりはまっていたので、その存在をより現実的なものに感じることができました。ティグマ熊の今後の行動が気になります。


(藤吉 匡「ネグマ建築ティグマ熊」2005)
★その他の出展作家・作品についてはこちらをご覧ください↓
http://www.ima.fa.geidai.ac.jp/ima-selection/sakka.html
*注1)インスタレーション:作品を単体としてではなく、展示する環境と有機的に関連づけることによって構想し、その総体を一つの芸術的空間として呈示すること。また、その空間。
IMAselectionVol.1<表現の水際2005>
会期: 2005年3月26日(土)ー4月10日(日)
開催時間:11:30ー19:30(会期中無休)
場所:旧大蔵省関東財務局横浜事務所
URL: http://www.ima.fa.geidai.ac.jp/ima-selection/
企画監修:渡辺好明(東京藝術大学美術学科先端芸術表現科助教授)
主催:<表現の水際>展実行委員会
共催:横浜市
後援:財団法人横浜市芸術文化振興財団
協力:BankART1929
April 04, 2005
4月3日『Rain Maker』プロジェクトのミーティングへ潜入取材!
3月30日のEarth Voice Cafe Vol.1からはや1週間。はまことりへ、NPO法人横浜アートプロジェクトの榎田竜路さんより『Rain Maker』プロジェクトの「秘密会議」実施のお知らせが!早速潜入取材に行ってきました。
午後1時に鎌倉駅集合。ここかしこに桜が咲き始めた春うららの鎌倉を、『Rain Maker』プロジェクトの発起人のおひとり・中渓宏一さんに導かれて歩くこと20分超。たどり着いた先は、これから『Rain Maker』プロジェクトの事務所等にも使われるEarth Voice Cafe本店でした。
Earth Voice Cafe本店は、鎌倉の山あいにあります。風が自由にとおる、いい場所です。Earth Voice Cafe本店に入ると、なにやらパソコンを前に、『Rain Maker』プロジェクトの猛者たちが議論を重ねている様子。中渓さんや榎田さんなど、『Rain Maker』プロジェクトの関係者の方々と一緒に話をしたり、先日のEarth Voice Cafe Vol.1の記録映像を見て懐かしんでいると、「できた!」との声。パソコンの前に駆けつけると、Earth Voice Cafeのロゴが完成した模様。とってもかっこいいです!
(写真は完成したEarth Voice Cafeのロゴと、ロゴデザインのonA島田さんと自由廊JIROさん)
ミーティングの締めくくりには、Earth Voice Cafe本店の裏山を登って夕日で赤く色づく相模湾を見てきました。
『Rain Maker』プロジェクトは、今はじまったばかり。はまことりでは、これからもレポートしていきます。
『Rain Maker』プロジェクトの様子は、中渓宏一さんのブログ「祭りのすすめ」からも知ることができます。ぜひアクセスしてみてくださいね。
Earth Voice Cafe Vol.2が、4月22日に行なわれる予定です。詳細は後日ご案内いたします。
最近のコメント
ノリスケ@はる美 at 2006/09/08 01:23
もうひとつの横浜トリエンナーレ
levent zaim at 2006/09/08 06:09
shino.K at 2006/09/08 16:00
石山克幸 at 2006/09/09 06:20
On the Earth at 2006/09/28 03:23