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April 14, 2005

『Rainmaker』レポート/粘土団子ってなんだろう?つくってきました!

はまことりが過去に2回ほどレポートしている『Rainmaker』。『Rainmaker』の主役のひとつが、粘土団子です。粘土団子の作り方を教えてもらえるフォーラムがある、というので、早速教えてもらいに東京まで行ってきました。

このフォーラムは、東京都板橋区を中心に活動中のぽんぷ「まーめの会」(区民農園から始めよう)の企画「Think global! Act local! VOL.02」として行なわれました。プログラムは10時から。まず、今回粘土団子の作り方を教えてくださる種まきボランティア・本間裕子さんによる自然農法についての講演からはじまります。

■まずは、「自然農法」から。

福岡正信氏の提唱する粘土団子による自然農法の特長は、土地を耕さないこと。雑草を適切な時期に刈り、粘土団子を豆まきの要領でまきます。今回のフォーラムで粘土団子の作り方を教えていただく本間裕子さんは、福岡氏のもとで9年間自然農法の習得にはげみ、現在では栃木県の足尾銅山跡やギリシャなど、日本のみならず、世界各地で粘土団子を用いて緑を戻す活動をしています。とにかく、「何もしない」というのが福岡氏の提唱する自然農法の特長です。本間さんは、あまりにも現代人が速度の速い環境に生きていて、自然のこころを忘れてしまっている、と指摘されます。粘土団子による自然農法は、土地に雑草が生えにくくなり、順調に果実が実るようになるまで2~3年以上を要します。本間さんは、粘土団子を使った自然農法をとおして、自然の生活リズムとわたしたちの生活リズムを振り返って欲しいと訴えます。

■粘土団子づくりは体力勝負?!

フォーラム会場近くの桜が綺麗な公園でお昼ごはんを食べた後、ついに粘土団子づくりの実習スタートです!粘土団子をつくるのに必要なものは、粘土と種。種はクローバーやれんげの種を含む、約40種ほどの春まき向けの種を用意します。クローバーやれんげが地面を覆うと、雑草が生えてきにくくなるためです。粘土は、粘土団子をまく土地の粘土を細かくしたものを使います。粘土と種をちょうどいい具合で混ぜたあと、水を入れて塊にします。そのあとは空気抜き。ここが体力勝負です。立方体の大きさにした塊を、なんども机の上に叩き落として、空気を抜きます。なかなか最初は難しく、コツがありそうです。空気抜きが済んだら「粘土団子」にするためみんなで小さく丸めます。こちらの作業は体力が必要ないのでご心配なく。みんなで床に座り、たわいのないおしゃべりをしながら粘土団子として丸めていきます。かたちは直径1センチほどの球体。ちょうどこれくらいの大きさに丸めると、ひとつの粘土団子に3コほどの種が入るそうです。粘土団子に入っている種たちは、夜明け頃つく朝露を頼りに根を地中深くのばし、水分が十分に得ることができるようになると、茎を伸ばし成長をはじめるのです。

050410_Tane.Rainmaker.jpg
←たらいの中には、クローバーをはじめとする40種もの種が!こんなに小さくても、「力もち」です。


***『Rainmaker』とは?***

『Rainmaker』は、粘土団子でアフリカの大地に雨を降らせ、緑の楽園をつくる地球規模のアートプロジェクトです。『Rainmaker』の活動を広げ、粘土団子の材料のひとつである種子をあつめるために世界各地で開かれるのが、移動型情報発信カフェ「Earth Voice Cafe」です。音と映像で満ち溢れるEarth Voice Cafe Vol.1は、先月鎌倉で開かれました。「Earth Voice Cafe」は、横浜アートプロジェクトが培ってきた映像コンテンツに関するネットワークを活用し、アーティストたちが生み出す未来像を、世界へ発信します。


投稿者 澤田mito : April 14, 2005 11:17 AM

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