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August 31, 2005
川俣正in横浜経済人会議
9月3日(土)11:00からパシフィコ横浜に川俣正ディレクターをお招きして、開催まで秒読み段階に入った横浜トリエンナーレ2005のホットな状況とともにアートによるまちづくり&シティアートの可能性についてのトークセッションを行います。
枠組みは横浜青年会議所主催「横浜経済人会議」ですが、この分科会は、YCAN推進委員会&はまことりが協力して運営しますので、素敵なアートメッセしたいと思います。参加は無料です。
■第19回横浜経済人会議・分科会
「横浜発現在芸術の国際展開催迫る!」
◎日時:9月3日(土)11:00~12:30
◎会場:パシフィコ横浜・会議センター3階ラウンジ
↓地図
http://www.pacifico.co.jp/p3/access/access.html
◎参加:無料
●基調講演
川俣正氏(横浜トリエンナーレ総合ディレクター)
●パネルディスカッション
川俣正氏(横浜トリエンナーレ総合ディレクター)
石原敏明氏(横浜市文化芸術都市創造事業本部担当部長)
羽月雅人氏(横浜シティアートネットワーク推進委員長)
王節子氏(横浜山手中華学校美術科)
コーディネーター:ナリンC・アドバニ(横浜青年会議所2001年理事長)
↓第19回横浜経済人会議全体案内
http://www.yokohama-jc.or.jp/keizaijin/top.htm
August 29, 2005
8月30日(火)、【SLIDE TALK#1 フランシス真悟@横濱書園 / トリエンナーレステーション】開催!
「ZA-IM(ザイム)」ビル1F(旧労働基準局・旧関東財務局、中区日本大通り34)では、8月25日よりアーカイヴルーム【横濱書園】(アートに関する書籍等を集め、閲覧できる部屋)を正式にOPENしました。
8月30日(火)トリエンナーレ学校終了後、【横濱書園】では横浜とNYを拠点に活躍しているアーティスト フランシス真悟を迎え、SLIDE TALKを行います。
フランシス真悟は、2000年より日本の拠点として横浜にアトリエ兼住居を構え活動しています。それまではロサンゼルスに滞在し自らのアトリエで、アーティストでありながら、アートスペースを運営し、他のアーティストの展覧会、ポエトリリーディング・パフォーマンスアート等のイベントを行っていました。
今回の第一回目のトークでは、彼のアート作品の紹介だけでなく、アーカイヴのサロンのような空間で、参加いただける市民ボランティアの皆様と対話形式で、市民とアートの繋がり、今後のアーカイヴの可能性について探っていければと考えています。
◎概要
SLIDE TALK#1 「フランシス真悟@横濱書園 / トリエンナーレステーション」
料金:無料
日時:2005年8月30日(火)20:30-21:30 (トリエンナーレ学校終了後開始)
主催:横浜トリエンナーレアーカイヴ 横濱書園
定員:スペースにより先着順となる場合があります
会場:「ZA-IM」ビル1F(旧労働基準局・旧関東財務局、横浜市中区日本大通り34 (中区役所となり))
アーカイヴ 横濱書園
○アーティスト:フランシス真悟 Shingo Francis
1969年カリフォルニア州サンタモニカ生まれ。現在、横浜とニューヨークを拠点に活動。ミニマルで抽象的なアプローチで、水平線や地平線が画面を構成するペインティングを製作。禅やサーフィンを生活に取り入れている。
http://www.gaden.jp/artists/040915/040915.htm
http://www.cherylpelavin.com/artists/francis.html
http://kgs-tokyo.jp/hino.html
http://blog.livedoor.jp/s_francis/
○モデレータ :墨屋宏明
2001年横浜トリエンナーレ赤レンガボランティアスタッフ
NPO(アーツイニシアティブ東京:AIT)のボランティアスタッフで、廃校の美術館運営や沖縄でのプロジェクト(ワナキオ)に参加。水戸芸術館でのバスカメラ運営他。
2005年横浜トリエンナーレボランティアスタッフ。
現在:野村総合研究所勤務
August 25, 2005
遅くなりました!横浜トリエンナーレ応援作戦会議のご報告です。
平成17年7月22日(金)、中区役所隣の旧労働基準局2階にて横浜トリエンナーレの応援企画作戦会議が行なわれました。
まずは既に実施されている応援企画の報告、続いて6月から9月に実施される企画の事業説明についてのプレゼンです。
企画は全5件。どういう形で行なわれるかを各自10分という限られた時間内で、熱く語っていただきました。
スーパーピュア実行委員会 【スーパーピュア2005】
時期:9月中旬~11月
会場:ヨコハマ・ポートサイドギャラリー、みなとみらいギャラリー、横浜ラポール、旧関東財務局
内容:障害のあるアーティストの作品展
ホイールアートによる車椅子展示使用
ワークショップも開催予定
横浜トリエンナーレの時期にあわせて開催される「スーパーピュア2005」は障害のあるアーティストの作品を横浜市内の4ヵ所の会場で展示することにより、歴史的経過の中で障害者の造りだす作品が社会に与えてきた影響などを検証し、アートの果たす社会的意味などを考察、今後の現代アートの方向性を探るという試みです。
作品を福祉という視点だけではなく、現代アートの一側面として紹介したいと考えています。作品の持つ力を見て欲しいとのことでした。
横浜国立大学ワークショップ【RE:Design展2005】
時期:7月12日(火)~15日(金)
会場:横浜国立大学付属図書館情報ラウンジおよびメディアホール
内容:与えられたデザインをそのまま受け入れるのではなく、もう一度よく観察・思考しながら変化させ、デザインの魅力を引き出す試み。
「RE:Design」とはデザインをしなおす、レスポンス、変身という意味合いのものだそうです。
出展された作品を見てみると、『たまご型携帯電話』『ストロー製飲料容器』『投げかける匙』などユニークなものばかり。既存のデザインをさらに楽しく面白く、興味のあるものに変化させる。より深い可能性を感じました。
Element【Yokohama complex-ARTLABO2005】
時期:8月23日(火)~28日(日)
会場:横浜BankArt studio NYK 1Fホール
内容:現代アートとダンス・舞踏など身体表現、そして即興音楽が出会うさまざまな試み
テーマは『Into the Art Crucible』(アートの坩堝へ)。
アートの殻を破り、そこからアーティストを引っぱりだして市民が踏み込むきっかけを作る。期間中はダンスや映像、ワークショップなどさまざまなプログラムが行なわれます。
継続して展示される作品の前で繰り広げられる新たなパフォーマンスや演奏。
照明が変わるように作品の見方も変わるのでは?
トラストキューブ【トリエンナーレ・アートチャリ2005】
時期:6月中旬~12月
会場:横浜みなとみらい21地区周辺
内容:現在横浜市内にて放置自転車をリサイクルし、レンタサイクルとして活躍中の「ハマチャリ」100台に参加アーティストなどがアートデザインを行う事によって、個性的な自転車が創造されていきます。
アートが会場を飛び出して、横浜中を走り回る。
想像しただけでわくわくします。アーティストや公募した市民の手によって新しく生まれ変わった「ハマチャリ」がレンタサイクルとして走行します。現在五ヶ所設けられているレンタルステーションに加え、今後はトリエンナーレ会場に近い山下公園・日本大通りにも新設予定。文明開化の風を感じながら走る姿を、どこかで目にする事もあるでしょう。
創造と森の声2005「森の夢」実行委員会【創造と森の声2005「森の夢」トリエンナーレ応援企画】
時期:7月24日(日)オープニング、7月28日(木)~8月7日(日)子供と森、9月18日(日)~10月10日(月・祝)森とアート
会場:横浜動物の森公園予定地ほか
内容:公園整備されていない里山の風景が残る貴重な森でアートを媒体にさまざまな体験型イベントを実施
「横浜にもこんな森があるんだ」そんな貴重な森の中で、作品の展示やコンサート、森の素材を使ったワークショップなどが行なわれます。都市空間ではできない、自然との対話から生まれる作品をトリエンナーレ会場に送る企画・『森からの便り』も実施予定。樹皮や枝、花や葉などを厚紙にコラージュして作ります。
全体を通して感じた事は、トリエンナーレをきっかけにして人とアートの出会いの場を作ること。そして決して一過性のものではなく今後もしっかりと繋いで行こうという力強さです。
最後に語られた、横浜トリエンナーレ応援企画審査委員長・加藤種男氏のコメント『市民が参加していく機会を与える 本体は皆で組み立てる』という言葉に大いに共感し、ただ遠くから眺めるのではなく、近寄って参加して楽しむというトリエンナーレの開催が待ちきれなくなってきました。
August 19, 2005
子どものための演劇ワークショップ
◆ジャングルシアタープロジェクト◆
◇◆◇開催まであと2週間! ジャングルシアタープロジェクト情報◇◆◇
子どものための演劇ワークショップ
ジャングル・シアタープロジェクト
《8月29日~31日開催/かながわドームシアター、他》
────────────────────────────────
演劇を通じて「自分を伝える」ということをテーマに子供たち自身で
考え、話し合い、ストーリーや舞台装置を作り、場面に応じて音楽を演
奏し、グループで舞台パフォーマンスを発表。
グループで一つの演劇を創っていくプロセスを通して自分を見つめ、
他者を理解する力を育み、「創造」と「人前で演ずる」という体験を
通して、子供たちはより大きな自信をつけていきます。
今回のテーマは“地球緑化” まずは、砂漠化の進むケニヤの映像を
観て、参加した一人一人がどう感じ、それをどのように「伝える」のか
をみんなで話し合ってビジョンを共有し、それぞれ各クラスでそのビジ
ョンに沿ったワークを開始します。
『演技クラス』 『音楽クラス』 『美術クラス』の3種類のクラスを用
意し、参加した子どもたちは自分で自由にクラスを選択。プロの俳優、
美術家、音楽家、映画プロデューサー等が講師として子どもたちを指導。
プロの芸術家との交流で、参加した子ども達に「自分を伝える」事に
関する具体的な認識度を高め、ワークをより効果的なものにします。最
終日には全員参加のパフォーマンスにより3日間の成果を発表して、ジ
ャングル・シアター・プロジェクトのワークショップを終了します。
■□■ 〆切迫る!! 参加者最終募集!! ■□■
《日・場所》 2005年8月29日(月)~31日(水)
29日:横浜市開港記念会館1号室
(みなとみらい線「日本大通り駅」1番出口正面)
30,31日:かながわドームシアター
(みなとみらい線「日本大通り駅」3番出口徒歩3分)
対象:小学生から高校生程度(予約制)
*人数に限りがございます。お早めのご予約をお勧めします。
料金:1人 5,000円
親子での参加もOK!(親子ペア料金8,000円)
*美術クラスは材料費別途500円
*遠方からの参加者には宿泊施設を用意します。
(2泊で1000円。朝食代込み)
*2、3日目の昼食はご用意できますが、各自持参されてもか
まいません。
《講師プロフィール》
■佐藤万理(さとうまり) 女優
→TBS・テレビ小説”おりん”主演時代劇、
→MGM映画“キャプティブ・ハーツ”などに出演
■浅葉和子(あさばかずこ) 美術家
→ASABAアートスクエア主宰、
→金沢文庫芸術祭 チーフプロデューサー
■榎田竜路(えのきだりゅうじ) 音楽家
→NPO法人横浜アートプロジェクト理事長
→北京電影学院ニュ-メディアアート科客員教授
主催:NPO法人横浜アートプロジェクト
後援:神奈川県 神奈川県教育委員会
子どもゆめ基金独立行政法人国立オリンピック記念青少年総合
センター)助成活動
お問い合わせ・予約:NPO法人横浜アートプロジェクト
TEL/FAX:0467-24-1740 E-mail:mail-yap@yahoogroups.jp
URL:http://www.yokohama-artproject.com/
▼詳しくはこちらをご覧下さい【ジャングル・シアター・プロジェクト】
http://ww2.et.tiki.ne.jp/~r-eno/yap/jungletheater_box/index.html
投稿者 NPO横浜アートプロジェクト : 12:46 PM
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August 12, 2005
辻直之~3つの雲~(日本初公開)・2005カンヌ映画祭報告会

ペペ馬場キネマ劇場
夏休み親子映画会ザグレブアニメ特集
2005年8月14日(日)
山手ゲーテ座
辻直之『3つの雲』公式ブログ
ぺぺ馬場キネマ劇場
旧東ヨーロッパ、クロアチアのザグレブから、珍しいアニメがやってきます。ザグレブのアニメ40数年の歴史から厳選したベストセレクション。言葉はほとんどなく、単純で美しい絵がら、楽しくて深みのあるストーリーが特徴です。芸術的、ユーモアいっぱいの短編集。やさしい解説つきで、小さなお子さまからおとなの方まで楽しんでいただけるプログラムです。また、夜の部には04年に続いて今年もカンヌ映画祭に短編アニメを出品した辻直之のカンヌ映画祭報告会を開催します。
Aプログラム(ザグレブアニメ1) 13:00~
Bプログラム(ザグレブアニメ2) 15:30~
夜の部(辻直之作品+カンヌ報告会)17:30~ *開場は30分前*
料金:1回券 おとな1000円 こども(小学生以下)500円
2回券 おとな1500円 こども(小学生以下)800円
3回券 おとな2000円
会場:山手ゲーテ座 横浜市中区山手町254(岩_ミュージアム内)
交通:みなとみらい線、元町・中華街駅5番出口徒歩8分
JR京浜東北線、石川町駅南口徒歩15分
横浜市営バス、11系統(桜木町駅~保土ヶ谷駅東口)20系統(横浜駅~桜木町駅
~山手駅)ともに「港の見える丘公園」下車すぐ。
主催:横浜映像文化研究所
共催:岩崎ミュージアム 横浜市
助成:横浜市創造的芸術文化活動支援事業
[お問い合わせ先]
内容に関して:横浜映像文化研究所(担当:辻)
tel: 090-1794-2594
メール予約:ahoutengoku@mbg.nifty.com
会場に関して:岩_ミュージアム(担当:高山)
tel:045-623-2111
August 09, 2005
加藤種男さんへのインタビュー
横浜市芸術文化振興財団専務理事・事務局長をはじめ数多くの役職を兼任され、文化芸術発展のため尽力されている加藤種男さん。加藤さんに「横浜トリエンナーレ2005」の見どころや、YCAN・これからのアートへの期待についてお話を伺いました。

加藤種男(Taneo KATO)
1948年生まれ。現在、財団法人横浜市芸術文化振興財団専務理事・事務局長、財団法人アサヒビール芸術文化財団事務局長、社団法人企業メセナ協働会研究部座長、文化経済学会理事、日本NPO学会理事、日本NPOセンター評議員、埼玉県芸術文化振興財団理事などを務める。アサヒビールのプロジェクトとして、アサヒ・アート・フェスティバル、ロビーコンサート、文化・音楽講座、芸術活動など多彩な活動を展開。
はまことり(以下H):今回の横浜トリエンナーレ2005の魅力は何だと思われますか?
加藤さん(以下K):川俣さん(総合ディレクター)が「アートサーカス」ということばをテーマにしたことですね。アートというのは今まで高みにあり、「一人の天才的なアーティストをわれわれ一般人が押し戴いて見る」みたいな構造だった。そうでなく、(川俣さんは)アートは誰でも楽しめるサーカスみたいなものだ、と伝えたいのでしょう。本当にサーカスも連れてくるわけでしょ(笑)。アートの敷居を低くして、ヒエラルキーを無くす。この考え方は非常に良いと思いますよ。
それを前提として、「アートと産業の結びつき」を視野に入れていることも重要な点ですね。今回は作品をオークションにかけて販売も行う。その発想は、まさに「アートと産業の結びつき」を視野に入れていると考えられます。
文化産業は現在、建築業にわりあい拮抗していると言われていますが、残念ながら東京に一極集中してしまっている。しかし、これを地方へ分散することが可能ならば、そこでの社会や経済、生活全般においての様々な領域を拡大、発展していくことができるのではないでしょうか。もし、文化が公共事業の中心になれば、従来の土木建築のように他の領域へ波及していくでしょう。文化産業が主導して発展している地域で、具体的にどのような経済効果がもたらされているか明らかになると、横浜の都市の活性化においても何をやるべきかが見えてくるのではないかな。そういったことまで視野に入れて、横浜トリエンナーレには意味があると思っているのです。
この二つが今回の横浜トリエンナーレにおいて重要なところでしょう。
H:それではトリエンナーレに期待することとは?
K:私が特に期待しているのは、市民と一緒に作るようなプロジェクトや作品をできるだけ増やしてほしいということですね。川俣さん自身、これまでそのようなやり方で多くのアート作品を作ってきているんです。もちろん、ある程度設計はするしプランもあるが、それ以上に、現場でこうしたい、というものがあれば変わってくる。そこを共有できるのが「川俣流」です。今回、彼は自分の作品は作らないが、トリエンナーレ全体が彼とアーティストたちとの、そして市民との共同作品みたいなものになれば、と思います。
市長は「コンテナの作品を見ただけでわくわくする」って言っていたけど、わくわく感があるということはサーカスの良さでもあり、敷居の低さでもあって、市民の参画につながるんじゃないかな!
H:YCANの今後の展望はどのように思われますか?
K:プロジェクト経験を積んだ上で、NPOを作ってほしいですね。「こういうことが自分はやりたかった!」と(それぞれが)思ったことを目的とするNPOを作ってほしい。ただし、そのときにぜひ考えてほしいのは、キャリアのある人が、ない人に教えないでほしいということです。ボランタリーな組織で非常に重要なことは、自発的な意志を尊重することです。説明してしまうと、自分で考えなくなってしまう。特にアートなんて説明するものじゃないから、自分の目で見て、自の頭で考えてほしい。NPOにもいろいろあるが、お互いに関係はフラットで、議論して納得しあったことを決定し、それぞれが責任を分担しあってやっていくのが理想ですね。
しかし、いつも今のようなことを「よく人に言っていられるなあ」と思いながら言っているんですよ。なんでも口を出したいほうなのでね。いつも結構我慢してるのですよ(笑)。
H:海外の若者と、日本の若者のもつアートとの距離感に、大きな違いがあるように感じるのですが。
K:海外、特に欧米の若者は生活の中にアートが浸透している。例えばベルリンの結構過激な展示をしている現代美術館の中庭に、カフェがあるんですよ。ここにはものすごい数の若い人が集まって作品を見ているし、もちろんカフェも満員。これは日本ではあまり見られない現象ですね。
まず、アートがあるところには必ずカフェが有る。これが大事なんです。人がコミュニケーションをとりたいと思うような、行ってみたいと思うような場所を作ることが必要なんですよ。アートとカフェ、その両方を提供しなければ、生活とアートとの距離感を縮められないということが一ついえる。
あとは、ベルリンの若い人はアートへの理解があるということです。でもオタクアートが存在するように、領域が違うだけで、日本の若者にとってもアートは遠いものではない。マンガやアニメ、ポップミュージックなんかは日常生活の中に溢れているわけで、十分楽しまれている。
しかし、アートそのものの大きな違いとして、社会性の有無があげられます。これはものすごく重要な点ですね。日本のアートは社会性が希薄です。言い換えればわれわれ日本人は社会的関心がなさすぎるということです。そこが海外との大きな違いであり、残念な点ですね。
H:最後に、日本のこれからのアートに対してひと言お願いします。
K:私は多くの人たちに、アートを通して「創造体験」をしてほしい。創造的な体験をするかしないかは、人間にとって根本的な差となります。
アートとアートでないものの境にあって、作り手と受け手の関係が曖昧なアート、このようなアートをマージナルアートというのですが、このようなアートを重視していくべきでしょう。こういうものの中にアートの糧があるのです。そういう意味では、マンガやアニメというものが相当マージナルアートに近づいてきていること、それは非常にいいことです。中学生が絵文字なんかを使ってやり取りしている携帯メールなんかも、ほとんど意味は分かりませんが、「どうしてもこの思いを伝えたい」といって発明されるものであって、表現として可能性を秘めていると考えています。そういうものともっとアートが接点を持っていくことで世の中は変わるなと。さらにもっともっと、掘り下げていかないとなりませんがね。これからの若い世代に期待しています!
(Interviewed by mariko)
August 06, 2005
Into the Art Crucible(アートの坩堝へ)

現代アートとダンス・舞踏など身体表現、そして即興音楽が出会うさまざまな試み
Yokohama Complex - ART LABO 2005
Into the Art Crucible (アートの坩堝へ)
●会期:2005 / 8 / 23(火)~ 8 / 28 (日)
22(月)19:30~22:00前夜祭・ギャラリートーク
23(火)~27(土)13:00~22:00、28(日)13:00~17:00
●会場:横浜BankART Studio NYK 1Fホール
〒231-0002 横浜市中区海岸通3-9 TEL: 045-663-4677
横浜みなとみらい線「馬車道駅」6出口[万国橋口] 徒歩4分
●入場料:前売り通し券 \3,000.(会期中有効)
当日券\2,000.(1日有効)、中学生以下無料
横浜トリエンナーレ2005応援企画
Yokohama City Art Network 参加事業
アートセッショングループ element / 横浜市芸術文化振興財団(共催)
●参加アーティスト :
美術(平面、立体、映像、インスタレーション、写真)
高草木裕子、椿原章代、あいだちひろ(平面、インスタレーション)、
高橋理加、中村通孝、井上智宏(立体)
任田進一、秋山一二、福士輝子(写真)
中野 圭 (with 米本実 & 宮崎哲也)、斉藤さちよ(映像)
身体表現(ダンス・舞踏・パフォーマンス)
黒田オサム、イシデタクヤ、長岡ゆり、Shinichi Momo Koga 、
川端浩史、加藤淳(あつし)、佐藤美紀、谷川まり、福士正一、他
音楽(即興演奏、ヴォイスパフォーマンス)
尾山修一、松本健一、野村おさむ、藤村匠、原田淳、
ONNYK(金野吉晃、入間川正美、近藤秀秋)、他
音響演出
ZEROGRAVITY SOUNDSYSTEM(TAGUCHI) /牟田口 晃、他
DJ (26日夜のみ)小川てつオ、TETHU
●ワークショップ :
WS1(美術)/デルタ20 ; リーダー 高草木裕子
もじもじピクチャー ; リーダー 椿原章代
WS2(ダンス)/インプロジャム : リーダー 佐藤美紀
WS3(ヴォイスパフォーマンス)/『摩那祀季』 ; リーダー 藤村 匠
アートセッショングループelementは、アーティストと協力者により構成されるアート・ネットワークにより表現・創作活動の融合を目指すグループです。アートと社会、ローカルとグローバル、ジャンルを越えたアーティストとアーティストをつなぐ存在、それがエレメントです。
また、エレメントではアーティストと受け手の境界を超えた双方向の作用を図り、創造空間を共有することを目指します。
●イベント等詳細情報はこちらから
→ http://blog.so-net.ne.jp/element_ycal/
●企画・運営:element 事務局
〒231-0868 横浜市中区石川町1-15 SAZAビル702
TEL 045-651-6873 FAX 045-651-6893
トリエンナーレ現地説明会


8月3日(水)、「横浜トリエンナーレ2005」の報道陣向け現地説明会が、会場となる山下ふ頭3号・4号上屋で開かれました。
3号・4号上屋は実際に使用されている倉庫であり、トリエンナーレ準備・開催期間のみ開放されます。それぞれの倉庫の内部は3つに分割され、複数の展示が行われます。ふ頭入り口からメイン会場までのプロムナードにはバスが運行し、ダニエル・ビュラン氏によるアーケード、フランスのサーカス団である「エトカン」のテントも設けられます。
総合ディレクターである川俣正氏の「オープニングが到達点ではない。」という考えにあるよう、全開催期間を掛けて製作されていく作品、来場者が実際に関わることができる参加型作品など展示内容にも多くの試みがなされています。今回参加する日本人作家の3分の1が海外滞在者であることも面白い傾向です。
また、カフェやベンチ、会場外には「国際屋台村」などを多く設置され、来場者が長時間楽しめる工夫もなされています。
今回の説明会は、空っぽの会場を見ることができる数少ない機会でした。お盆開けからアーティストの作業も始まる様子。会場がどのように変化していくのか楽しみです!
最近のコメント
ノリスケ@はる美 at 2006/09/08 01:23
もうひとつの横浜トリエンナーレ
levent zaim at 2006/09/08 06:09
shino.K at 2006/09/08 16:00
石山克幸 at 2006/09/09 06:20
On the Earth at 2006/09/28 03:23