トリエンナーレで疲れたらお休みください
■ソファ・プロジェクト
会場を歩いていると、ところどころに休憩スペースや座る所があることに気がつく。暗がりのソファでは寝ている人がいて面白い。これはどうやら「ソファ・プロジェクト」で、横浜市民を中心にいらなくなったソファを集めて、サポーターが縫ったグレーの布をかけたものです。どこかの家で使われていたソファたちでくつろぐ人たち。いいかんじです。休日のデパート感が漂っています。数えてみたらなんと会場全体で29もソファがありました。
ディディエ・クールボ 「ポケット・パーク」 2005年
■クールボさんのベンチ
また、3号上屋の中央の部屋(3B)にはベンチがいくつかあります。フランスのディティエ・クールボさんの作品です。でもご安心してお掛けください。歩き疲れた人のためのベンチです。クールボさんは、近所の人が余り物で作ったベンチに注目し、世界各地で写真を撮りました。今回はその写真をもとにベンチを再制作しました。山下埠頭倉庫のベンチ、渋谷のベンチ、きれいな水色のベンチはフランスのものです。
クールボさんはベンチを修理したり、横断歩道の白線を直したり、とめてある自転車を磨いたり、頼まれもしないのに必要と思う行為をして写真に収める「ニーズ」シリーズを作っています。公共空間にささやかに介入するアートなのです。
投稿者 sorbet : October 24, 2005 12:29 AM
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