[特集]ZAIM (4)
アーカイブ・横濱書園
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1000冊を越えるアート関連の書籍・カタログや資料の蔵書を誇るライブラリー「横濱書園」は、今年1月に開催されたヨコトリの第一回目の記者会見の席上で、川俣ディレクターが放った多くのキーワードの中の一つ「トリエンナーレ・アーカイブルーム」の実践として運営されています。トリエンナーレ・ステーションを訪れる来場者やサポーターに向けて、現代美術やヨコトリ参加アーティストの情報を豊富に提供する重要な資料庫として機能するほかに、これらの蔵書や資料は次回のヨコトリに向けての重要なミッションを担っています。
芹沢キュレーターが語る「トリエンナーレ・アーカイブルーム誕生秘話」
Q.「トリエンナーレ・アーカイブルーム」開設の経緯を教えて下さい
「トリエンナーレ・アーカイブルーム」は、川俣ディレクターにキュレーターを依頼された昨年末から既に構想されていた施設なんです。国内で開催される展覧会は、開催までに集められた参加作家の情報や事務的な資料の多くは人目につかないまま散逸する事が多くあります。昨年12月に、川俣さんがヨコトリのディレクターの就任を引き受けた時も同様で、参考とする前回の資料が殆ど残っていない為に、ゼロからのスタートとなってしまいました。
カッセルの「ドクメンタ」や「ベネチア・ヴィエンナーレ」など、海外の主要な国際展では運営母体が整備され、参加作家の資料などもアーカイブとして残されています。そのために、たとえディレクターが交代してもノウハウやデータは情報として継承することが出来ます。トリエンナーレ・アーカイブは、2008年のディレクターや運営組織への「情報伝達ツール」としての役割を担っているんです。また、アーカイブルームに収蔵されている蔵書や資料の圧倒的な「物質量」を武器に、アーカイブルームを始めZAIMやサポーターのネットワークなどを今回のヨコトリ終了後いかに継続させるか? といった議論を生むと共に、今後のヨコトリを支える運営組織に引き継ぐ重要な「バトン」となる事を想定して立ち上げました。
Q.今回のヨコトリ終了後のアーカイブの運用方針は?
ディレクターチームの思いは、トリエンナーレ・アーカイブルームが今回のヨコトリ終了後も一般市民や協力してくれたサポーターそしてタッフが自由に利用出来る「横浜トリエンナーレと対峙する場」として今後も継続して運用される事を願っています。しかし、現時点(11/19)では今後の利用方法に関して何も決まっていません。存続については、ZAIMを含めアーカイブの運用方法に関しての決定権を持つ横浜市や組織委員会の判断を待つしかない・・・。
アーカイブスタッフ児玉さんが語る「横濱書園」
全国各地の美術館やギャラリーから寄せられた貴重な現代美術の書籍が豊富にあります。無料で閲覧出来るのでみなさん是非足を運んで下さい。川俣ディレクターやヨコトリ参加作家もフラリと立ち寄る事もあります、思わぬアーティストに会えるかもしれませんよ。また、横濱書園の壁面を利用した展覧会やワークショップも受け付けています。気軽に声を掛けて下さい。(浜田宏司)
■DATA:「横濱書園」
■開室時間:
火・金・土・日曜日 11:00~19:00
トリエンナーレ学校の開校日は22:00まで
■場所:トリエンナーレステーション1F
■ホームページ:http://ysag.jugem.jp/
■問い合せ:zaim@yokohama2005.jp
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投稿者 takahashi : December 8, 2005 06:22 AM
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comments(1)
児玉です。書園内で展覧会が出来ると言うのは間違いです。壁面のスペースはほとんど空いていません。静かなワークショップなどなら出来ると思います。あとわずかな期間ですが、人の集まる図書館のような感覚で使っていただけたらいいと思います。無線ランも走っているのでインターネットも見れますよ。
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