横浜から世界にむけて、演劇の日常化を発信「横浜世界演劇祭2006」
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かつて「アマチュア演劇」という括りがあって、方や「アングラ芝居」というジャンルがあった。70年代、横浜に若者文化が隆盛だった頃その境は曖昧で、活力があったから交流も自然に行われていたが、「演劇」と「芝居」という意識の違いは明確にあった。体制を形づくる補完部品としての「アマチュア演劇」と、ハイ・アートとしての「アングラ芝居」である。時代は下って、いまやどちらが補完部品なのか、市民意識を改革するツールとなっているのか、またもや曖昧な時代になっている。
「神奈川県国際アマチュア演劇フェスティバル」中止から10年たった2006年、新しい演劇祭が誕生する。横浜演劇研究所・飯田克衛さんを実行委員長とする「横濱世界演劇祭2006」だ。飯田さんはマニュフェストの中で「 新しい演劇祭は、アマチュア中心の演劇祭から、県民の要望に添った専門性の高い世界演劇祭に脱皮し、新たな交流の場を創り上げます。この機会に私たち自身の「演劇をする原点」を見つめたいと思う」と語っている。
世界に開かれた横浜には、世界の演劇が必要、 世界の演劇が日常化する街を目指して再出発する「横濱世界演劇祭2006」は、海外から招聘する劇団をはじめ、国内で活躍するユニークな参加劇団を招聘。60年の歴史を持つ市民劇団、1才から鑑賞できる演劇、レベルの高い市民ミュージカル、 障害者が創る手話狂言など多彩なプログラムだ。さらに、海外からの参加劇団によるワークショップも含め、世界の演劇と交流すると共に、横浜から世界にむけて、演劇の日常化を発信しようとする試みだ。
横浜トリエンナーレ2005が、ハイ・アートの幻影を切り崩して成功したように、「横濱世界演劇祭2006」が横浜にシティアートの新たな1ページを刻むことを祈り、声援したい。
横浜世界演劇祭2006
プログラム等詳細はこちら
http://www.yitf.jp/
●テーマ:
違いを越えて Beyond Differences
演劇の日常化を目指して
観客と共に創る演劇祭
●期間:
2006年2月11日(土)~3月5日(日)
●開催場所:
横浜みなとみらい地区を中心とする横浜市内の次の劇場
県立青少年センター・ホール
県立青少年センター・多目的プラザ
横浜赤レンガ倉庫1号館・ホール
磯子区民文化センター・杉田劇場
ランドマークホール
横浜相鉄本多劇場
浜銀ホール・ヴィアマーレ
●招聘劇団:
〈海外〉
ダンディー・レップ・シアター(スコットランド): 上演作品「コルチャック先生の例」
TEATRET(デンマーク): 上演作品「Ditto」
劇団超人(韓国): 上演作品「汽車」
〈国内〉
こんにゃく座: 上演作品「あおくんときいろちゃん」
演劇集団 円 : 上演作品「どうぞのいす」
トット基金日本ろう者劇団: 上演作品「手話狂言」
横浜ボートシアター: 上演作品「賢治讃へ」
劇団かかし座: 上演作品「星の王子さま」
こゆるぎ座: 上演作品「小田原提灯」
横須賀市民ミュージカル: 上演作品「ナミとチャル・黒船がやってきた」
日本児童・青少年演劇劇団協同組合合同公演: 上演作品「お伽芝居 春若丸」
横浜演劇博覧会: 小作品の連続上演
●エデュケーション・プログラム:
シンポジウム、セミナー、ワークショップ等多数行われます
●主催:
横濱世界演劇祭2006実行委員会
共催:
神奈川県演劇連盟
社団法人横浜演劇研究所
神奈川県
横浜市
財団法人神奈川芸術文化財団
財団法人横浜市芸術文化振興財団
県立青少年センター
●問合せ:
横浜世界演劇祭2006実行委員会
231-0042 神奈川県横浜市中区福富町西通り52 横浜演劇研究所内
TEL 045-261-4866
FAX 045-261-4865
Web site http://www.yitf.jp/
Mail info@yitf.jp
投稿者 takahashi : January 7, 2006 03:21 PM
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