「イザ!カエルキャラバン」は、子どもたちの解放区だった!
BankARTで4月6日から5月6日まで開催されている「地震EXPO」のプログラム「イザ!カエルキャラバン」を4月8日に見てきた。「イザ!カエルキャラバン」は、アーティストの藤浩志さんと「地震EXPO」を企画運営するアートNPO「プラスアーツ」が開発した子どもたち向けの体験型のワークショップ。
こんなに子どもたちが生き生きとはしゃぎ回っている光景を見たのは久しぶりな気がする。
スタッフが参加者を集めて、まずはじまったのが防災体操。2人組みになって行う体操なのだが、これがなかなかへんな感じで楽しい。しかも、それぞれの動きの説明が防災訓練になっていて、自然と防災気分になてってくるから不思議だ。
続いて、行われるのが防災訓練定番のバケツリレー。これにも工夫があって、バケツ以外に、料理用のボール、ごみ箱、ひしゃく、おたま、なんかが混じっている。もし本当に地震が起きたら、バケツはそんなにたくさん揃わないから、水が汲めるものならなんでも集めなければならない。だからとの説明が・・・なるほどと妙に納得する。そして、リレーのゴールにある「カエル君水槽」がはやくいっぱいになったチームが勝ちとなって修了。バケツリレー参加者全員は「カエルポイント」がもらえる。
この「カエルポイント」といのが優れもので、まず、「イザ!カエルキャラバン」に参加する子ども達は使い飽きた「おもちゃ」を家から持ってくる。すると、それが「カエルポイント」に交換されて、その「カエルポイント」で他の子がたちが持ってきた「おもちゃ」と交換できるのだ。子どもたちは「おもちゃの山」から自分の気に入るおもちゃを捜すのに夢中になる。さらに、「こどもハローワーク」というのもあって、子どもたちが受付係をすると、これまたカエルポイントがもらえる仕組みになっている。いつの間にか、受付とレジは子どもたちが運営するようになっていた。
これは、美術家の藤浩志さんが考案したおもちゃのリサイクルイベント「かえっこバザール」をベースにしている。今、注目されている「エコポイント」とか「地域通貨」の子ども版という感じで、子どもたちの身近なおもちゃでエコ精神が自然と染み込むように仕組まれている。
そして、きわめつけが、「かえっこオークション」だ。たくさんワークショップや子どもハローワークに参加してカエルポイントを貯めこんだ子は、「かえっこオークション」で、よりすごいおもちゃを競り落とすことができるようになっている。
オークションにエントリーされている「すごいおもちゃ」を見つけた子どもたちは、それ欲しさに、ワークショップを次ぎ次ぎとこなしてボイントをためていく。そして、ため込んだカエルボイントを手にした子は、真剣な表情でオークションに望む。そこで繰り広げられる駆け引きは、大人顔負けのギャンブラーの顔になっている。
この「イザ!カエルキャラバン」は、4月21日(土)・22日(日)と5月3日(祝)・4日(祝)にも開催される。
↓地震EXPO公式サイト
http://www.plus-arts.net/jishinexpo/
投稿者 hara : April 17, 2007 06:43 AM
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