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November 18, 2007

「マイクロポップの時代」ZAIMサポーターズ・スクール2007[アートの現場―見る、聞く、つくる]



このシリーズは、現代美術の楽しさを体験できるように、1) 作家に会う、2) 現場にかかわる、3) 学芸員や関係者のレクチャーを聞く、この3点をできるだけ組み込んだ講座です。

松井みどり氏は、02年に「"芸術"が終わった後の"アート"」を上辞し、現代美術史のなかで、いまだ説明されていない80年代以降の多様な表現の状況について、型通りの理論や定義によらない柔軟で鋭敏な感性によって、みごとに文脈を与えてみせました。そして07年春には「マイクロポップ」という新たな概念で、90年代の日本の現代美術の最先端を照らす展覧会「夏への扉─マイクロポップの時代」を水戸芸術館で開催し注目を集めました。

2回連続開催の本講座は、現代美術の新しい傾向について過去を振り返り、また未来に思いを馳せるアートの旅です。「マイクロポップの時代」展参加作家を交えて、現代の美術が専門家の枠を超えて有機的に進化していくための小さなきっかけをつくっていきたいと考えます。

>>「夏への扉─マイクロポップの時代」水戸芸術館

図版:
泉太郎 / "無題" 2005
田中功起 / title: How to wash my dirty clothes / year: 2007 / material: mixed media / view: washing clothes at Spectacle and Situation, Zentrum Paul Klee
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ZAIMサポーターズ・スクール2007[アートの現場―見る、聞く、つくる]
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第2回
現代アートの系譜(ストーリー)「"芸術"が終わった後の"アート"」
12月2日(日) 16:30~19:30

●講師:松井みどり氏(美術評論家)
    泉 太郎氏(マイクロポップ展参加作家)

>>リーフレットダウンロード(PDF)

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第3回
創造界隈の夏への扉「マイクロポップの時代、横浜」
12月9日(日) 16:30~19:30

●講師:松井みどり氏(美術評論家)
    田中功起氏(マイクロポップ展参加作家)

>リーフレットダウンロード(PDF)

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●会場:ZAIM 本館3階シアター
 横浜市中区日本大通34
 みなとみらい線「日本大通り駅」徒歩2分、JR根岸線・横浜市営地下鉄「関内駅」徒歩5分
>>地図
●参加無料
●主催:よこはまアートコミュ実行委員会 
●共催:ZAIM、ZAIMサポーターズ・スクール運営委員会
●協力:ART LAB OVA
●申込:メールか電話にて「講座名」「お名前」をご連絡ください。
会場準備の都合上、お申込をお願いいたします。
申込・問合:メールアドレス info★ycan.jp(★印を@に差し替えてご利用ください) 
電話 070-5463-0441(原)
  
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*松井みどりMatsui Midori
美術評論家。東京大学大学院で英米文学を学び、プリンストン大学大学院博士課程で比較文学の博士号取得。海外の学術誌、企画展カタログに同時代の日本の現代美術の潮流や作家について論文を多数寄稿。日本を代表する美術評論家として日本のアートシーンを精力的に海外に紹介している。執筆したカタログに、『Public Offerings』(01)、『小沢剛:同時に答えろYesとNo!』(03)、『Little Boy: The Arts of Japan's Exploding Subculture』(05)、『Ice Cream』(07)など。著書に『「芸術」が終ったあとのアート』(02)『マイクロポップの時代:夏への扉』(07)。07年水戸芸術館で『夏への扉:マイクロポップの時代』を企画。武蔵野美術大学、多摩美術大学非常勤講師。

*泉 太郎 Izumi Taro
1976年奈良県生まれ。2002年多摩美術大学院美術研究科修士課程修了。2006年、福武ハウス in 越後妻有アートトリエンナーレ2006、「After The Reality」 Deitch projects (ニューヨーク)、「トロッコ」 hiromi yoshii(東京)。2007年、「夏への扉 マイクロポップの時代」 水戸芸術館現代美術ギャラリー、「Out of the Ordinary : New Video from Japan」ロサンゼルス現代美術館、「Techniques of Storytelling_speaking of unspeakable」 SSamize Space, Alternative space Loop(ソウル)、「ゲーム台(倉)」 Buro013(東京)。

*田中功起 Tanaka Koki
1975年生れ。2007年の主な展覧会に「国立新美術館開館記念展、20世紀美術探検」(国立新美術館)、「夏への扉」(水戸芸術館)、「笑い展」(森美術館)、個展「Everything is everything」(広島市現代美術館)、「La Chaine」(BankART)、個展「Setting up and Taking down」(Palais de Tokyo)、「Spectacle and Situation」(Zentrum Paul Klee)、個展「Turning the Lights on」(Centre A)など。

*「マイクロポップ」
仏哲学者ジル・ドゥルーズが著書『カフカ:マイナー文学のために』において明らかにした、新しい時代の芸術のモデル。 メジャーな言語を使って表現することを余儀なくされながら、そのなかで独自の脱線や言い換え、表現コードの組み替えを行い、既存の表現の限界を超えて新しい表現を作っている想像力のありかたを指している。それは、子どものような想像力によって、しばしば使い捨てられる日常の事物や「とるに足らない」出来事をシンプルな工夫によって再構成し、忘れられた場所や、時代遅れの物や、用途が限定されている消費財に新たな使い道を与え、人を自らの隠れた可能性に目覚めさせる。

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投稿者 takahashi : November 18, 2007 12:57 PM

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